現代美術のとびら

こんにちは、アトリエ本楽寺です。

 

 

今日は生徒さんの作品を紹介しようと思っていたのですが、現代美術家のクリスト氏が亡くなられたということで、そのことについて少し触れたいと思います。

 

彼は歴史的建造物や公園、海岸などを布で「梱包」した作品で知られる美術家で、夫婦で芸術活動を行っていた方です。

 

上の写真はドイツのライヒスターク(国会議事堂)を布で包んだ作品。

 

構想から作品公開するまでに約24年の歳月がかかったそうです。

 

ライヒスタークの使用許可を得るまでに冷戦や東西ドイツの統合があったので交渉が難航したんですね。

 

 

 

彼らは現代美術の中でも「ランド・アート」という自然の素材を使って、広大な土地などに作品を構築するジャンルで紹介されることが多いです(彼らは否定しているようですが)。

 

私がクリスト夫妻の作品を知ったのも、高校の美術の教科書の「ランド・アート」のページでした。

 

実は、それまでギリシャ彫刻や仏像などの古典美術が好きだった私が、初めて「かっこいい!」と感じた現代美術作品なのです。

 

公共の大きな建物や橋が白い布で覆われているだけなのに、圧倒的にかっこよくて。

 

それから、現代美術って面白いかもしれない・・・と思い始めたのが、私が現代美術のとびらを開けるきっかけだったのかな、と思います。

 


亡くなられたのは大変残念ですが、彼らの素晴らしい作品や理念、生き方はずっと後世まで残っていくはずです。



 

来年には、彼の遺志を引き継いでパリの凱旋門が「梱包」されるそうです。




根保 佳菜子


*子ども美術教室 体験レッスン2時間1500円

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